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歌手イ・スンチョル「今後は独島関連行事積極的に参加する」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

歌手イ・スンチョル

歌手イ・スンチョルが日本の空港に抑留された報道が伝えられる中、本人がその心境を明らかにした。10日午後に放送されたJTBC時事番組『ニュースルーム』では、アンカーのソン・ソクヒ氏がイ・スンチョルとの電話インタビューを通じて、日本の空港で抑留された当時の状況などを伝えた。

イ・スンチョルは今月9日午前、日本現地の知人の招待でアシアナ航空便を利用し、羽田空港に到着した。その後、釈然としない理由で出国事務所に4時間ほど抑留された。イ・スンチョル側は最近、独島(ドクト、日本名竹島)に入って統一ソングを発表し、これに関する各種マスコミの報道が相次いだことに対する報復および標的性の入国拒否と推測している。

--当時の状況を説明してほしい。


「(これまで日本に入国した時は)入国審査はいつも何事も無く通過していた。ところがその日は突然、審理室に連れていかれた。理由を尋ねたところ、『マスコミに出た記事のためだ』と話した。通訳官を通じて聞いた。そうしていたところ、審理室で突然言葉を変えて23年前に私にあったことについて聞かれた。うまく理解できなかった。私がみた限り、独島の話だったと思う。問題になりそうだったので(彼らは)正確には話そうとしなかった」

--これまで日本に行った時、入国を拒否されたことがあるか。

「入国を拒否されたことはなかった。日本でコンサートもしたし、アルバムも出したし、活動をずっと続けてきた。23年前の大麻事件のせいで入国が拒まれたとみるにはおかしすぎると思う。これはすべて独島のせいだなと思った。『日本政府がこのような形で報復をするんだな』と思った。私のことを言い訳にしながら、別の思惑があることを知った。『これは大韓民国に無礼なことではないのか』という気がする」

--抑留された4時間の間、何をしたか。

「審理室に連れていかれて『どこのホテルに泊まるのか』『どれくらい日本に滞在する予定か』『誰が日本に呼んだのか』等、無駄な話を並べ立てていた。警告性で時間がかかるものだと思った。そうしていたところ、どこかに電話をした後『入国は不許可だ』といった。その時初めて23年前のことに言及し始めた」

--正確な状況説明をしなかったか。

「『(23年前の大麻事件のせいで入国が拒否されるなら)今まではなぜ何の措置もなかったのか』と尋ねたところ、『その時はインターネットが発達していなかったから』と言った。情けなかった。今がどんな世の中だと思ってそんなことを言うのか。あきれる。家内まで調査した。私の妻に『23年前、あなたの夫にあった事件を知っているか』と無礼に聞いた」

--今後、日本の活動が難しくなりそうか。

「本来、日本の活動はそれほどたくさんなかった。大韓民国の国民として独島問題を見つめてきた。今後、国民参加を促す独島行事に積極的に参加しようと思う。公人の位置から、ただ見ているだけはしない」

--韓国に帰ってきて日本大使館から入国拒否に対する他の説明を聞いたものはあるか。

「全くない。これはとても深刻な問題だと考える。いったい大韓民国を何だと思っているのか。実に憤慨だ」



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