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韓国、確認された盗難文化財だけでも796点…「海外流出しないか心配」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

大韓仏教曹渓宗は22、23日、ソウル堅志洞の韓国仏教歴史文化記念館で、回収された盗難文化財48点を展示する。文化財的な価値が認められ、2001年に市・道有形文化財に指定された「木造観音菩薩座像」は、2004年に忠清北道提川の浄芳寺で盗難にあった。

全羅南道海南の大興寺にあった仏牌は朝鮮末期に製作された。仏牌は仏や僧を祀る位牌で、法名や発願内容などが書かれる。

「4日後に仏教文化財特別競売が行われる。そこ出てくる仏像一つがあやしくて…」。

5月29日、ソウル地方警察庁広域捜査隊知能3チームに曹渓宗総務院から情報提供の電話があった。競売関係者が描写した仏像の姿を「仏教盗難文化財図録」と比較すると、2004年に忠清北道提川の浄芳寺で盗難にあった「木造観音菩薩座像」と似ているという内容だった。4日後、警察はソウル鍾路区で開かれた競売現場へ行った。仏像や仏画など盗難文化財5点が堂々と競売にかけられていた。

盗難文化財の所有主は仏教美術界で人望のあつい、現私立博物館長のクォン館長(73)だった。建設業などをしてきたクォン館長は2012年から高利貸し10人余りから20億ウォン(約2億円)以上を借り、文化財を担保にした。しかし建設景気の悪化が続き、利子を出すのが難しくなると、ある高利貸しが5点を競売に出したのだ。


警察が鍾路区にあるクォン館長の博物館を調査した結果、博物館遺物カードに記載された文化財6000点余りのうち半分ほどが消えた状態だった。問題の文化財はクォン館長の親戚の名義で契約した京畿道城南のある倉庫で発見された。全羅南道順天松広寺の「地蔵十王図」など盗難にあった文化財43点が追加で確認された。カン・サンウ広域捜査隊知能チーム警査は「田舎の廃家のようなところに国宝級の文化財がぎっしり並んでいた」して「仏像と仏画の上に積もった塵は1センチ以上もあった」と話した。

捜査の結果、クォン館長は過去27年間、全国20カ所の寺院で盗難にあった朝鮮時代の仏教文化財を買い取り、この倉庫に保管してきたことが明らかになった。広域捜査隊はクォン館長と文化財の売買を斡旋した競売会社のイ代表(53、女)ら13人を検挙した後、クォン館長とイ代表を文化財保護法違反などの容疑で在宅起訴した。

現在、クォン館長は「個人的に仏教文化財に大きな関心があって収集したものであり、盗難品とは全く知らなかった」と主張している。しかし警察では盗難の事実を知らない可能性は低いとみている。チャン・ボウン広域捜査隊チーム長は「文化財の出所が分かる画記(製作者と保管場所などが書かれた記録)がほとんど毀損されているが、これは盗難文化財の特徴」とし「文化財専門家なら誰でも盗難を疑うことができた」と述べた。



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