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<韓国兵銃乱射>管理対象兵士のGOP投入は納得できない(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
今回の銃器乱射事件を起こしたイム某兵長(22)は重点管理対象だった。保護関心兵士A等級に分類され、昨年末にGOP(一般前哨)勤務直前にB等級に引き下げられた。このため関心兵士であるイム兵長を民間人統制区域内の前方警戒哨所であるGOP勤務に投じたのは納得できないという指摘が軍内外から出ている。ストレス耐性が弱いイム兵長にGOP勤務が悪影響を及ぼした可能性があるのにこれを考慮しないなど管理体系の弱点が現れたという指摘だ。

さらに最近部隊内でのいじめなどによる関心兵士管理問題が集中提起されてきた中でこのような惨事が発生し軍の安易な対応とおろそかな管理が指摘される。3年前の2011年7月に先輩兵士と後輩兵士にいじめられ部隊内で銃器を乱射し手りゅう弾を投げ4人を殺害した海兵隊上等兵も関心兵士だった。

軍はA、B、Cの3つの等級に分け関心兵士制度を運用している。A等級は自殺の恐れがある者や事故誘発のリスクが高い者で特別管理対象者に当たる。B等級は自殺を考えたり、いじめを受ける懸念のある者、事故誘発のリスクがある者などで、重点管理対象に分類される。入隊100日未満の者はC等級に分類して管理している。2012年12月に入隊したイム兵長は昨年1月末に22師団に配置された。その後4月初めの性格検査でA等級の判定を受けた。国防部によると部隊では口数が少なく内省的なイム兵長のために副分隊長を任せ、少しずつ周辺の同僚との関係は改善されたという。昨年11月に実施された定期性格検査の時にはB等級に下方調整された、その後12月から小隊長の観察下でGOP勤務に投入された。今年3月15日に実施された再評価でも相変らず「良好」の評価を受けた。B等級管理対象者の場合、指揮官(中隊長・小隊長)の判断の下にGOP投入が可能だ。22師団にはA級関心兵士300人、B級関心兵士500人が指定されている。


だが、イム兵長がB級関心兵士と判定された以上、GP(境界哨所)やGOPなど最前方勤務には適合しなかったという指摘が多い。前方哨所の場合、長期間外部と断絶した生活をし狭い空間で昼夜が変わる不規則な勤務をすることから過度なストレスを受ける可能性が大きいためだ。



<韓国兵銃乱射>管理対象兵士のGOP投入は納得できない(2)

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