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<ソチ五輪>韓国女子カーリング代表「まずは日本戦から!」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
韓日戦をうまく乗り越えてこそ、その後が楽になる。韓国女子カーリング代表チームがオリンピック舞台の初戦で日本と顔合わせする。

韓国は11日午後2時(日本時間)、日本と予選の初試合を行う。韓国は世界ランキング10位で出場国10チーム中の最下位だ。初相手の日本は真上の9位にランクされている。冬季オリンピック団体種目で韓日戦を行うという点、そして2チームの実力が似ているという点で関心が向けられている。

韓国は昨年、アジア太平洋大会で日本を2回破った。それだけ自信が高いが心配もともなう。韓国はユニバーシアードやアジア太平洋大会など大きな大会ごとに序盤の成績が振るわなかった。カーリング代表チームのチョン・ヨンソプ監督は「韓国と日本ともに世界ランキング最下位なので、この試合は無条件に勝たなければならない。序盤に弱かった点を克服して日本は絶対につかまえる」という覚悟を示した。


日本を相手にする韓国の戦略は「タッコン(近づき攻撃)」だ。カーリングは19.68キロ規格のストーン(丸くて平たい石)を42.07メートル規格の氷板の上で滑らせてハウスと呼ばれる半径1.83メートルの円の中にいかに多くのストーンを位置させるかにより勝敗が分かれる競技だ。各エンド別にチームあたり8回ずつストーンを投げて合計10エンドを行って勝負をつける。

強いチームとの対決ならば相手の進路を妨害できる位置にストーンを置いて守備的に臨む場合が多い。もし実力が似ていたり格下のチームを相手にする場合は1発で相手ストーンのいくつかを排除して攻撃的に出ることもある。韓国は実力が似ている日本との対決では、果敢な攻撃で点数を稼いでいく計画だ。

韓国は8日と9日、ソチアイスキューブカーリングセンターで行われた練習を日本代表チームと一緒に行った。微妙な緊張感が流れる中で韓国選手は氷質適応に注力した。主将のキム・ジソン(27、京畿道庁)は「まだ完成された競技場ではないが、部分部分で特徴が違う。ストーンも各自特性があって実際の競技にこれをどんな順序で活用するかが重要だろう」と話した。氷質により大きい影響を受けるカーリングの特性上、競技場の状態を綿密に把握するという選手たちの意志が垣間見えた。

韓国が日本と初めて試合をする時刻は現地時間で午前9時だ。しかし韓国はソチ到着後、午前の練習時間を与えられなかった。このような弱点を挽回するために代表チームは朝9時に合わせて競技場を訪れて他国選手の練習を見守っている。目だけでも午前の競技場の特性を把握するための努力だ。キム・ジソンは「スコットランドの現地練習で難しい状況を仮定して練習して強くなった。私たちはまだ下位チームだという気持ちで臆せず対抗したい」と話した。



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