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K-POP・テコンドー…「韓国が気になって南アから飛んできた」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ルジェウスカヤ・ヤナさん。

ヤナは「ベラルーシで7年間練習したリズム体操よりも、習って3カ月しか経っていないテコンドーのほうが体によくなじみ始めた」と話した。遠い南アフリカ共和国の行政首都プレトリア。韓国の学生と同じような日常を送っている青い目の少女がいる。この頃、好んで見るドラマは『相続者たち~王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えろ』。耳には「BIGBANG」の歌が流れる。友人との会話は文字よりも「カカオトーク」が気楽だ。

韓国がどうにも気になったこの少女は結局、直接飛行機に乗った。ロシアとポーランドの間にあるベラルーシ生まれの17歳の少女ルジェウスカヤ・ヤナのことだ。彼女は先月26日、両親とともに休暇で生まれて初めて韓国を訪れた。10日に南アフリカに戻る彼女に7日、ソウルの明洞(ミョンドン)で会った。外交官の父についてヤナの家族はプレトリアに住んで3年になる。

ヤナが韓国文化に接することになったのは4年前、ベラルーシでのことだった。韓国人の友人がドラマを見せてくれた。彼女は「その後、ほかの韓国ドラマを探してドラマに出てくる韓国の歌にも関心を持つことになったし、結局は韓国語まで独学することになった」と伝えた。彼女はBIGBANGや2PM、SHINee、FTISLANDまで韓国の男性アイドルの名前を知り尽くしている。まちがいなく韓国少女のファンの姿だ。好きな俳優はイ・ミンホ、チャン・グンソク。「イ・ミンホは『シティーハンター』の時からファンだったが『相続者たち』を見たらもっと良かった」と話した。


韓国ドラマとK-POPから始まった韓国への関心はここで終わらなかった。昨年テコンドーを習い始めた。1週間に5回、1日2時間テコンドー道場で過ごす。最近、真っ赤な帯を取ったし、翌月には黒帯を取る昇級審査が予定されている。ヤナは「撃破試験を通過しなくてはいけなくて心配」とおおげさなそぶりを見せた。幼少時に習った新体操のおかげなのか体が柔軟だ。だがテコンドーの館長は時々ヤナに「テコンドーはバレーでないんだそ」と叫ぶという。



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