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初の夫婦間強姦被害女性、ビザ延長認められず=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国で初めて夫婦間の強姦被害を認められたフィリピン人結婚移住女性が出入国管理事務所からビザ延長を拒否されたことが確認された。

釜山(プサン)出入国管理事務所が3日に明らかにしたところによると、事務所は7月に29歳のフィリピン人女性に対しビザ延長不許可の判定を下した。事務所側は「女性が正常な結婚生活をしておらず延長を拒否した」と明らかにした。

この女性は2008年7月に生理中であることを理由に韓国人の夫からの性関係要求を拒否した。すると夫は凶器で脅して強制的に性関係を結んだ。釜山地裁は夫に対し特殊強姦容疑を認め懲役2年6月に執行猶予3年を宣告した。


判決直後に夫は自殺した。出入国管理事務所は女性と夫のこうした結婚生活は正常でないと判断した。女性は7月30日までに出国することを命令され、現在は不法滞在者となっている状態だ。

女性と支援を行っている釜山外国人勤労者支援センターは、「夫の死亡後も2回ビザが延長されており、今回拒否されたのは納得できない」として行政訴訟を準備中だ。





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