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「化学的去勢以外に物理的去勢すべき」ネチズンたち強い反応

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
国会が29日、処理することにした「性暴行犯罪者の性衝動の薬物治療に関する法」をめぐりネチズン(ネットユーザー)たちが熱い。この法案が成立すれば常習的性暴行犯に対しては政府がいわゆる「化学的去勢」(性衝動抑制薬物治療)ができる。

この日、SNSサービスツイッターには法司委の法案処理を歓迎する文が続々と書きこまれてきた。あるネチズンは「娘が2人なので学校に行ったり友達と遊びに行ったりするのが常に不安」とし「化学的去勢をするなら幸い」と書いた。ほかのネチズンも「児童は自分を防御できない潜在的被害者」とし「加害者の人権より被害者の人権が優先されなければならない」と主張した。

一部ネチズンは化学的去勢では不足であり、外科的去勢(性犯罪者の陰嚢やこうがんをとり除くこと)が必要だと主張する。あるネチズンは「化学的去勢は管理が大変で費用もたくさんかかるそうだ」とし「外科的去勢をして社会と完全に分離しなければならない」と主張した。Joyleechというネチズンも「すでに人間をあきらめた人々ではないか」と賛成意思を明らかにした。ポータルサイトでも「薬物治療をするお金で福祉にだけ力をつくしても犯罪は大きく減る」と書かれていた。


ネチズンたちの間でこうした強行論が力を得ることはチョ・ドゥスン、キム・ギルテ、キム・スチョルらに続き26日、ソウル長安洞7歳女児性暴行事件まで児童性暴行事件が続いたからだと見られる。一部では「続いた児童性暴行事件による怒りの感情は理解するが、死刑だ去勢だという論議も暴力的だ」という懸念の声も出た。

◆化学的去勢=性犯罪者の身に男性ホルモン遮断薬物などを入れ、性欲の抑制を試みる方法だ。男性ホルモンであるテストステロンの血中数値を下げて性欲を抑制する効果がある。しかし長期的では慢性疲労、うつ病、頭痛、肝機能障害など副作用を起こすと言われている。このために一部では人権侵害論難も巻き起こっている。1973年、デンマークで始まり、スウェーデン、カナダ、スイス、ドイツと米国の一部の州で施行している。



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