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【社説】日本ネチズンの行きすぎた行動…勝った私たちが負けよう

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
抗日独立運動を称える3・1節に韓国ネチズンたちが日本のホームページに大々的なサイバーテロを敢行した。攻撃対象になった先は日本内嫌韓世論の拡散地である「2ちゃんねる」だ。ネチズンたちはリセットボタン(F5)を連続して押すなどの方法で、数十分以内にこのサイトの掲示板大部分をまひさせてしまったという。怒った日本のネットユーザーが韓国の民間サイバー外交使節団であるバンクと青瓦台ホームページを反撃したことから、これらサイトがアクセス不能状態になった。

韓日間にサイバー戦争が勃発したのは昨日や今日のことではない。独島(トクト、日本名:竹島)領有権、教科書歪曲など敏感なイシューが出る度に、両国のインターネット掲示板は相対国を誹謗する文で騒々しかった。そんな掲示物が発端となってホームページ攻撃をするケースもたくさんある。今回の3・1節サイバー戦争も2ちゃんねるにキム・ヨナ選手の金メダル獲得とロシア留学中に殺害された韓国学生に対してひどい悪意的文が掲載されたのがきっかけになった。これに激怒した韓国ネチズンたちがあるポータルにコミュニティまで結成し、D-DAYと攻撃法などを広く知らせると数万人が参加したというのだ。

もちろん日本のネチズンたちの文の内容がいただけないのは事実だ。限りなく幼稚だ。それでもサイバーテロで対応したからと正当化されるわけではない。厳密に言えばDDoS攻撃に違いない犯罪行為というのが専門家たちの指摘だ。釈然としない判定で韓国女子ショートトラックチームの金メダルを剥奪したジェームズ・ヒューイッシュ審判の住所、電子メール、電話番号などプライベートな情報をインターネットに漏出させたことも同じだ。彼がいくら憎いと言っても他人のプライベート生活を侵害するのは明白な過ちだ。


バンクーバー冬季五輪で韓国選手団は韓国若者たちの情熱と意気を世界に広く知らせた。誇らしい彼らだけに私たちのネチズンたちも大らかになろう。ノー金メダルの悲しみが大きいから日本のネチズンたちがあのように出てくるのだ。その審査を理解して寛大に対応しよう。キム・ヨナ選手のニックネームである「大人輩」のように。稚拙なけんかに正面から対抗すれば、私たちもまったく同じになる。時に負けることが勝つことだ。





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