「子供が飲み込んでしまっても害はない」と宣伝する有名企業の子供用歯磨き粉製品が虚偽・過大広告をしてきたことがわかった。

食品医薬品安全庁は２日に国会保健福祉家族委員会イ・エジュ議員（ハンナラ党）に提出した資料で、市販中の９７の子供用歯磨き粉のうちＬＧ生活健康をはじめとし、４メーカーが作った子供用歯磨き粉が、安全性が誇張されたものだと明らかにした。

子供たちが歯磨き粉を飲み込んでフッ素を長期間過多に摂取した場合、フッ素症を誘発する恐れがある。フッ素症にかかれば歯や骨に問題が起こりほか、胃の粘膜を損傷する。


イ議員は昨年、国政監査で子供用歯磨き粉に入ったフッ素が副作用を起こすことがあるにもかかわらず含量表示がなく、子供たちが危険に露出していると指摘した。イ議員は当時「消費者は企業の広告を見て、子供用歯磨き粉を飲み込んでも無害だと信じているが、飲み込んでもいい歯磨き粉はない」と強調した。