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<カバーストーリー>輸入車、不況の寒波に見舞われる(2)



輸入車ディーラーは車を販売して儲ける営業利益に劣らず、店舗の価値上昇に期待する。 販売では毎年数億-数十億ウォンの赤字を出しても、店舗の相場が上がれば資金の融通に問題はなかった。 販売順位5位以内に入る人気ブランド展示場は10億ウォン以上のプレミアムが付いていた。

ディーラーの選定は公式的に「インポーター(公式輸入業者)」の権限だ。 ディーラーが事業を放棄するにはディーラー権を返却すれば済むが、インポーターが非公式的に営業権を認め、これまで数億-数十億ウォンのプレミアム付きで取引が行われてきた。


◇下降に転じたディーラー=輸入車展示場は02年の100カ所から08には185カ所に増えた。 来年はトヨタ・日産の展示場が増え、200カ所を超えると予想されていた。 上半期のトヨタディーラー募集には大企業が飛び込んだ。 LS・暁星(ヒョソン)など大企業や新羅交易・トンイルゴムベルトなど中堅企業がディーラーに選定された。 トヨタ日本本社では「驚いた」という声が出てくるほどだった。 大企業がディーラー権をめぐって競合するのは世界的に類例がほとんどなかったからだ。 ほとんどの該当会社が所有する不動産を展示場とサービスセンターに使うと提案した。 投資額は500億ウォンを超えた。

輸入車ディーラー権の返却はSKネットワークスが火をつけた。 同社は昨年末のプジョーに続き、8月にはボルボのディーラー権を返却した。 当時、ディーラープレミアムどころか、累積赤字だけが残った。 同社は現在、5つの輸入車のディーラーをしている。 不動産価格の上昇以外にディーラー事業で利益を出すのは難しいと判断し、今年下半期からインポーターのほうに目を向けた。 日本マツダと導入契約を残している。

円高という悪材料の中で9月からディーラー募集に入った三菱のインポーターのMMSKはディーラーの選定で困難を経験している。 国産車展示場と似た水準に定めたが、三菱側の要求でこれが上方修正されると、ディーラー申請者が一斉に難色を示した。



<カバーストーリー>輸入車、不況の寒波に見舞われる(1)

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